【 2011年05月 】
回文詩その12 『逃避行』
【 回文詩】
2011.05.03
『逃避行』 淋しい子を引きつ 誰か泣く音 夜更け 魚の眼 荒波乗る夜 助けた母も問う ほとりと雫落ちて 見透かす愛 明日霞みて 地を崩し 鳥飛ぼうとも 羽ばたけず 頼るのみなら 雨の中叫ぶよ 遠く流れた月日を 恋し身さ(さみしいこをひきつ だれかなくおと よふけ さかなのめ あらなみのるよ たすけたははもとう ほとりとしずくおちて みすかすあい あすかすみて ちをくずし とりとぼうとも はばたけず たよるのみ...全文を読む
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