「回文短歌」
春の季語

回文短歌・春その65 『他人』

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短歌春65

『他人』

 知らぬ眼なら 二日灸まだ 耐え支え 只舞う雪が つぶらな瞳濡らし
(しらぬめなら ふつかきゅうまだ たえささえ ただまうゆきが つぶらなめぬらし)

→季語は二日灸=良く効くお灸。寂しい日影な立場の女子が、お灸でせっせとデトックス作業して傷つく心を癒しつつ、「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と何とか耐えてきた。ところが、街で彼にバッタリ会ったとき知らんぷりされ、思わず涙……うう。そんな男とは別れちまえッ! ……えー、一点補足説明をば。『舞う雪』は冷たい涙の比喩です。だから決して季語の『雪』ではないのです。き、季重なりなんかぢゃないもん……。(←弱気

【季語】二日灸(三省堂 大辞林より引用)
ふつか-きゅう ―きう 3 【《二日》▼灸】
陰暦二月二日に据える灸。この日に据えると効能が倍あり、病気をせず、災難をのがれ、長寿を保つとされた。ふつかやいと。[季]春。

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