「回文短歌」
春の季語

回文短歌・春その70 『存在価値』

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短歌春70
Photo by (c)Gomurafuji

『存在価値』

 御水取り 壺見入る兄 心吐露 ここに在る意味 ぽつりと隅を
(おみずとり つぼみいるあに こころとろ ここにあるいみ ぽつりとすみを)

→季語は御水取り。一緒に見に行った病弱な兄が、展示されている壺を見てぽつりと呟いた。「どんなに美しい壺でも、誰かに見られなければ意味がない」……この回文短歌もry ということで、我ながらぢっと手を見てしまうような、味わい深い短歌ができました。最初は小説書きも回文も、100%自己満足だったのに、だんだん人に見られないと燃えなっていくのは、まさに羞恥プry ちなみに東大寺には、お水取りの際に見学できる『香水壺』(こうずいつぼ)というものがあるそうです。ぴったしハマって良かった。ぶっちゃけこれ単なる壺の話で、お水取り関係なry ううん、この炎がバーニンしてる様こそ、兄が心に秘めた情熱を露わしているのだ! たぶん!

【季語】御水取り(三省堂 大辞林より引用)
おみずとり ―みづとり 0 【▽御水取り】
東大寺二月堂の修二会(しゆにえ)の行事の一。三月一三日(もと陰暦二月一三日)の未明に、堂の前にある閼伽井屋(あかいや)から水を汲み、本堂に納める式。その水を飲むと病気が治るという。みずとり。[季]春。

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