寄稿いただいた作品

寄稿作その13 叙情回文『巣立ち』

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寄稿13

『巣立ち』

 泣く。共に杞憂、舞う雪にも融くな
(なく ともにきゆう まうゆきにもとくな)

解説:
 雪の降る朝、子を送り出す母親。「本当に大丈夫だろうか」と心配していたが、出て行く我が子はいつもと違って頼もしく、成長が感じられた。
 不安を和らぐように息を吐くと、母親は涙が零れていることに気付く。やがて涙は舞った雪と融解する。
 子は涙ではなく、雪として捉える。
「ほら寒いんだから、もう家に帰っていいよ」
「これぐらい大丈夫よ」
 それでも感激の涙を子に見せようとする母親の気持ちが詰まった回文。

→某小説サイト&ツイッターでお世話になってる、藤峰由さんに初寄稿いただきました。ありがとうさぎ!(←流行りモノに手を出したがるオッサン さて藤峰さんと言えば、一昨年の夏頃から掌編読んだり読まれたりというキャッキャウフフな仲だったのですが、いただいた作品&解説を見て納得しました。このワンシーンの切り取り方、やはし掌編的だなーと。回文本文を読むと、非常に言葉少なく詩的。でも解説読むと物語としてしっかり世界観。このギャップがたまらんとです。特に一文目の『泣く。』とか潔くてイイ感じ。次は『新潟』で回文ってくれるらしいので、楽しみにしちょりますよ腐腐……(←プレッシャー

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